断酒30日目 寒い!
寒の戻り
花冷え
今日はとにかく寒かった。昨日と気温差が10度もあった、一日で10度の温度差だなんて身体がついていかない、もっといえばおかしくしちゃうよ…
よって今日は自宅で縮こまっていた。今さらエアコンつけるのもなんか負けた感があるので厚着して堪えていました。
こんな日は熱燗で……と以前の僕なら躊躇なく引っかけていたところだ。
だがそこはもう既に断酒30日を経過しようとする僕の心構えはブレない、こんなことくらいでスリップするワケにはいかないのだ。
じゃあ、こんな寒い日は・・・
僕はひとつモヤモヤがあった。リセットというか中途半端になっていた事柄を完結したいと思った。
飲んだくれで荒れた日々の中で出鱈目になっていたコトをひとつひとつ整理したい気持ちが断酒のおかげで少しずつ芽生えてきたのだ。
心身が回復してきたのが実感できる、今日はその時なのだと。
「よし、積みプラを整理しよう」
“積みプラ“とは
買ったはいいが組み立てることなく放置され、また新たにプラモデルを買ってきてしまい未完成のプラモの箱がどんどん積み上がっていく現象のことをいう。
大抵、引っ越しなど大がかりな事象があった時には処分してしまうモノだが、今ある積みプラは二回の
引っ越しに耐えて着いてきた強者ばかりだ。
酒のせいで全てのヤル気を失い、振戦のため組み立ても覚束なくなっていた僕が
「こ、こいつだけは…!」
と積んでいた愛着のある“積みプラ“だ。
それを組み立て完成させるのはこの日をおいてほかになかったのである。
そして遂に数年振りにこいつは魂を宿した。
PMX003 マスターグレード「THE-O」
もう買ってから6〜7年たっているだろうか?
値段12,600円(当時は金持ってたんだな…)もしたプラモだ。そりゃ処分するのも躊躇するってものだ。
丸一日かけてスミ入れ、トップコートを掛け完成させた。ごめんよ長い間ほっぽいておいて。
さあ次は以前も紹介したリアルグレード,通称RG
RX78-2「ガンダム」だ。
したっけ
ポチっとしてもらえると至福の極みです
断酒29日目 引退
イチローが引退した。
現役で30年近くトップアスリートとして活躍していたのだから大したものだ。
しかしどんな偉人でもその活躍は必ず終わる時がくる。 何人だろうが逃れられない運命だ。
凡人はそこで終わると人々の記憶から忘れられ風化するだけだが、偉人の域まで到達した人は何年、何百年経とうと伝文、伝説として語り継がれ永遠にその存在が消えることはない。
庶民はただあこがれるだけの存在だが、あこがれるだけでいいのだ。偉人になる必要などない。
あこがれる存在があるからこそ我々は生きていけるのだ。
イチローはキリンの一番搾りのCMに出演している。 昔聞いた話だがイチローはあまり酒を飲まず特にビールは苦手だそうだ。
そりゃ飲んだくれ者がトップアスリートになんかなれるわけもないが、何故ビールが苦手のイチローがビールの宣伝に出ているのか?
そこにはキリンのコンプライアンスがある。
自社のCMに出ているアスリートが酒で問題を起こしては困るからだ。
もしイチローが酒で事故や事件を起こしてはキリンと一番搾りのイメージは墜落する。
しかしビールが苦手なイチローを起用すればその可能性は限りなくゼロになる。
以前自動車メーカーのスバルがある歌舞伎役者を
CMに起用したとき、その役者が酒気帯び運転を起こしたことがある。
スバルはそれからCMにタレントを使わなくなったそうだ。
話しがそれたがあのイチローも引退する時がきた。
僕も酒を引退しよう。
誰にも知られなくてもいい。自分だけの伝説にすればいいのだ。
したっけ
ポチっとしてもらえると至福の極みです
断酒28日目 開花宣言
雪がとけて川になって流れてゆきます
つくしの子が恥ずかしげに顔をだします
今日は春分の日、そして靖国神社の桜の標準木の花がほころび開花宣言がだされたようだ。
桜といえば花見である。花見といえば…ジンギスカンだ。
僕は北海道生まれ札幌育ちなので花見には各々が必ずプロパンガスと上の盛り上がった鉄鍋を持ち込み桜の下でジンギスカンをしたものである。
北海道というのは大概にユルい地域で、海だろうが山だろうが川だろうが公園だろうがジンギスカンができる。
ある意味おおらかな地域性だったが今はどうかはわからない。
懐かしいな…ジンギスカンとビール
ジンギスカンといわず焼き肉や焼き鳥モツ焼きには一も二もなくビールだ、 った。
不思議なもので断酒を始めると焼き肉や焼き鳥などには食指が出なくなった。刺し身や乾き物なんかもそうだ。とにかく酒の肴やツマミの類いをいつの間にか食べなくなってきているのである。
必然的に普段の食事はご飯に味噌汁におかずという超ヘルシーな純和食になる。
断酒をすると痩せるといわれる所以だろう。
近所の桜も開花とまでいかないが蕾がほころんできた。
花見は桜を愛でるもので酒はいらないのである。
したっけ
ポチっとしてもらえると至福の極みです
断酒27日目 昼風呂からの飲酒欲求
今日は暖かかった、いやもっといえば暑かったくらいだ。各地で軒並み20度超えだったらしい。
日課の散歩もなまじジャンパーなんか着ていたからもう汗だく、早々にきりあげて帰宅してしまった。
「ふぅ〜暑かった」
額と背中にまるで早期離脱症状のように汗をかいている、シャワーを浴びようとしたが「…まてよ」
お天道様はまだ高くこれからもまだ気温は上がるだろう。ここはひとつ昼風呂と洒落こもう。久々の昼風呂である。僕はいつも風呂に入る時にはバスクリンの “きき湯“ を必ず入れることにしている。
花王の “バブ“ よりもなんか湯上がり心地がいいのだ。 ゆっくりと風呂につかる・・・
「あぁ〜サッパリした〜」(*^。^*)
窓を全開にし、全裸のままゴロンと仰向けによこたわる。外からおだやかに吹いてくる風が気持ちいい
。頭を空っぽにして窓の気色を眺めてると…
あいつがやってきたのである
物凄い飲酒欲求!!
レグテクトなんか吹き飛ばすくらいの激しい飲酒欲求が僕を襲ってきた。散歩後の心地いい疲れ、風呂上がり、春の陽気、まさしく大三元の役満がテンパイしたのだ!
抗おうとすればするほど、忘れようとすればするほど「ビール」が頭に浮かぶ。まるで食虫植物の粘液にからめとられたハエのようにビールの幻想が僕を覆っていく。これ程の飲酒欲求は今までで最大かもしれない。
「ダメだダメだダメだ!」
しかし僕の足は僕の意思などお構い無しに動きだし
コンビニに向かっていた・・・
まさしく神のノンアルコールビールである。
断酒中にノンアルを飲むコトの是非はあると思うがこんな時の緊急避難的な摂取は似非ビールとして
脳内的にも精神的にも満たしてくれる。
また危なくなったらこの方法を使おう。
したっけ
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断酒26日目 献血
先日のブログ記事を書いてから今現在の自分の体の状態、特にγGTPの値をどうしても知りたくなった。
しかしそれだけの為に血液検査を受けに行くのもバカくさい。
もっと簡単な方法があるではないか、そう、献血である。
献血に行けば後日血液の成分検査結果をハガキで郵送してくれる。金もかからないしジュース飲み放題だしおやつも食える、何よりそれが社会貢献に寄与する行為だなんていいことづくしじゃないか。
よし、献血に行こう、そうしよう!
まず献血センターの場所を調べた。
「片道約5キロか…よし散歩ついでに歩いていくか」
颯爽と献血センターまでの道のりを歩く。しかし散歩を日課とし、もはや趣味の域にまで高めている僕にとってそんな距離はものともしない道程であった。 そして到着。
若干息が上がっている、心拍数も上がっているようだが、まずは受け付けを済ませ血圧と心拍数の検査をする。
正直に言うと僕はこの検査が苦手なのだ。ワケもなく緊張する、特に腕に巻かれた帯に空気が送り込まれギュ〜っと締め付けられる感じがたまらなくイヤなんである。ただでさえ5キロの道のりを歩いてきた僕の心拍数は嫌がおうにも上がる。そしてセンター員が言った。
「血圧と心拍数が高いですね、深呼吸してリラックスしてもう一度計りましょうか」
もう一度測定、だが再測定にまたもや思いっきり緊張してしまう。何か楽しいこと、楽しいことを思い浮かべて・・・リラックス、リラックスだ、平常心だ!
ワケのわからないプレッシャーに押し潰されそうになる、またもや締め付けられる腕。「ビクん!」と小指の辺りが痙攣した、抹消神経がまだ完全じゃないのかも知れない、額に見えない汗が滲む… そして再測定が終わった。
「…数値が先ほどよりも高くなっていますね…体調を考慮して今回はお見送りにしましょう」
敗北・・・見えない敵と闘い無残にもボロボロに敗れさってしまった。
僕の献血行脚はこうして終わった。そしてまた5キロの道のりを歩いて帰るのだった・・・
したっけ
ポチっとしてもらえると至福の極みです
断酒25日目 3分診療
今日はクリニック、心療内科へ行く日だった。
徒歩で約20分歩いて行く。
離脱症状に苦しみ断酒をしようと藁をもすがる思いで訪れた病院だ。
病院・・・なのだろうか? クリニックと病院って別物なんじゃないかと今思っている。
初めての初診の時はそれは緊張したものだ、入口の案内板には 「アルコール依存、うつ、不眠、ストレス、人間関係等」 と書かれている。それを見て躊躇する。僕はついにこういう所に御世話になるのだ、と。
アルコール依存症を自覚してからはいろいろ調べたし吾妻ひでおの「失踪日記」とか読んだりブログを見たりして精神病院等の敷居は大部下がっていたがいざ自分がその敷居を跨ぐとなるとやはり戸惑ってしまうのだった。初めてのコトは何事も緊張するものだ。
診察、というんだろうか?基本的に問診しかしない、それも3分で終わる。実際もっと短いだろう。
最初に想像していた血圧を測ったり血液検査をしたり内臓検査したりとかが一切ない。これが拍子抜けだった。
僕としては検査結果とかを見て納得したり安心したりしたかったのだが…これがクリニック、心療内科というものなんだろうか。
「ではお酒に弱くなる薬と憂うつな気分を抑える薬と睡眠薬を出しておきますね」
これで終わりである。
結果的に薬はよく効いて僕としては納得というか府に落ちてはいるのだが。
せめて肝臓の状態とかγGTPの数値とかを教えて欲しいのだ
これを読んでいるクリニックや心療内科へ通っている方々がいましたら教えて欲しいのです。
こんなものなんでしょうか?
これではただ薬を貰いに(買いに)行ってるようなものである。
したっけ
ポチっとしてもらえると至福の極みです
断酒24日目 痒い
最近どうも体が痒い。
日中といわず特に寝入りばながかゆいのだ。
二の腕、背中、腹、臀部、ふともも、ふくらはぎ…
とにかく全身が痒くてとてもつらい思いをしている、ほんの4〜5日前くらいからだ。
シーツや毛布は一週間前にコインランドリーで洗濯して乾燥機までかけた。であるからしてダニとかそこら辺の問題じゃない、…と思う。
空気が乾燥してるからかな? でも加湿器で加湿はしてるし、…う〜ん( -_・)?
断酒と関係があるんであろうか? でも離脱症状に
痒みなんて聞いたことがないし。
で調べてみた。一番気がかりなところで「肝臓 痒み」で検索してみたら・・・
” 皮膚の見た目には異常がないかゆみの場合、肝臓病など内臓の病気が原因となっていることがあります。”
おもいっきり引っ掛かってるじゃん!力一杯原因じゃん!!(´д`|||)
で不安になって更に深く調べると「好転反応」というワードにぶつかった。それによると痒みは…
” 脳と心臓、肺、肝臓、腎臓、膵臓のトラブルは命にかかわります。”
ふむふむ
” 胃や腸、生殖器や膀胱など、より重要でない器官へ、そして目・鼻・口・耳・皮膚などへ症状に移っていけば快方に向かっていると思って間違いありません。”
え?
” かゆみは病気にとって最後のあがきです。
その一方で場合によっては痛みやしびれより辛かったりするのですが、ゴールは目の前です。”
どっちやねん💢(*`Д´)ノ!!!
調べれば調べるほど「かゆみ」についてワケが分からなくなってきた。まあ肝臓には気を使っているし栄養もとってるし、何より3週間以上も断酒している。回復こそすれこれ以上悪くなることはない。
ということはやっぱり「好転反応」なのだろうか?
てかそう思わないとやってられん。ただの乾燥肌だったら取り越し苦労だしね。
だから
今日もしっかり加湿するのでした。
したっけ
ポチっとしてもらえると至福の極みです。
https://sake.blogmura.com/kinshu/ranking.html?p_cid=10824346